Q, 前職はホテルマンということですが、何故アキタ建設へ入社されたのですか?きっかけを教えてください。
A, ホテルマンとして就職したのですが、実際はホテルの厨房で料理人として長年働いていました。そんな時、ホテルのコンサルタントの方にアキタ建設への転職を薦められました。元々、事業経営に興味があったので来た波に乗ってみたという感じですかね。
Q, 異業種への転職ということになりますが、戸惑いはありませんでしたか?
A, 最初は戸惑いましたが、やはりどの業界も根底にあるのは信頼と勉強の積み重ねだと思ったので思い切って。まずは、やってみてから考えようというポジティブな性格もよかったのかもしれません。
Q, 仕事をする上で一番の喜びは何ですか?
A, 一つ一つの現場が、何事もなく安全に工期を終える事が出来たときに喜びを感じます。
Q, 社内の雰囲気はどうですか?
A, みんなが和気あいあいと仕事をしています。たまには飲みに行ったり食事したり。雰囲気はいいと思いますよ。少人数ならではの暖かみがありますね。
Q, アキタ建設の強みと将来の展望を教えてください。
A, 経験と信頼をもとに建設業、コンクリート補修事業、リノベーションと事業を拡大しています。特にコンクリートの補修工事の『Sto乾式吹付工法』は中国地方でもうち以外はあまり扱ってない工法なので今から伸びる事業です。地元の若い方が集まる会社にして、地域の『御用聞き』として事業を発展していきたいと願っています。
Q, 入社を希望される方にメッセージをお願いします。
A, 我が社は少人数のため現場を幅広く経験することができ、早い段階で様々なスキルを身に着ける事ができます。資格取得に対する手厚いバックアップ体制も整っていますので、不安な方はまずはご相談ください。頑張る人を全力でサポートします。経験豊富な先輩たちと一緒に頑張っていきましょう。
A, ホーチミン工科大学で4年半、建築や日本語を勉強しました。建築会社に就職し2年間ほど設計や現場管理を学びました。その後、「アジア国際人材支援」という機関から、日本のアキタ建設を紹介されて日本に来ました。ベトナムの若者の間では日本は人気で、とても興味がありました。日本の技術とノウハウを得るために来ました。
Q, 生活は慣れるまで大変でしたか?
A, 社宅、家財道具は会社が揃えてくれたし、日本食はどれも美味しいし、そう困ることはありませんでした。ただ、言葉の苦労はありました。勉強していた日本語は標準語だったので山口弁がわからなくて。最近はブチわかります(笑)。ベトナムから妻も来日して一緒に暮らしているので、もう寂しくありません。
Q, 働く前のイメージと実際入社してからの違いはありましたか?
A, 以前に2年間、建設会社での経験があったのでギャップはそんなにありませんでした。日本人はとっても真面目。わからないことも優しく教えてくれました。
Q, 仕事が行き詰った時の対処法を教えてください。
A, トラブルやストレスは『将来の自分のために必要な試練』と捉え、前向きに考えることにしています。一人で考え込まないで社員さんにアドバイスをもらったり、仲良くなった外注の職人さんに相談したりします。休日は妻と美味しいものを食べに行ったり、一緒に来日した仲間(岩国市の建築会社に就職したベトナムのお友達がいる)と観光地に行ったりします。錦帯橋や原爆ドーム、宮島も行きました。
Q, では、逆にどんな時に仕事の喜びを得られますか?
A, 皆さんに技術や段取りを教えてもらった時と、日本語の理解が深まったと実感できた時です。教えていただくことが一番の喜びです。
Q, 資格や免許はもっていますか?
A, ちょうど今月、2級建築施工技師の実施の試験が控えています。筆記は6月ににパスしたので残るは実施です。全て日本語の問題で大変ですが合格目指して頑張ります。
Q, 母国への思いを教えてください。
A, これはまだ夢の段階なのですが、いつか「アキタ建設ベトナム支店」が出来たら支社長になりたいですね。ベトナムは人も街もこれからの国なので建築も人材もこれから商機が訪れます。ベトナムにもアキタ建設にも貢献したいです。最近、母のためにベトナムに家を建てました。完成した家を見るのが今から楽しみです。
Q, これから入社してくる方へメッセージをお願いします。
A, 来年、ベトナムからまた1人アキタ建設に入社することが決まりました。とっても楽しみです。アキタ建設はいい会社です。皆さん丁寧に教えてくれて大切に育ててくれます。将来の不安はありませんよ。